今回は韓国語の「ましだ」の言い方を紹介します。
・去年よりましです。
・やらない方がましです。
のように、どちらかといえば優れていることを表す時に使います。
韓国語の日常会話に困らない程度の中級者向けの文法ですが、初心者にも分かりやすいよう補足しながら説明していきたいと思います。
【낫다】の活用
【낫다】はㅅ変則活用(ㅅパッチムの後に母音がくると、ㅅパッチムは脱落)をします。ヘヨ体にする時は注意しましょう。
【基本形】낫다
【ヘヨ体】나아요
【ハムニダ体】낫습니다
【낫다】を使った使える表現
~보다 오히려(〜よりむしろ)
「名詞+보다」で「〜より」と言うことができます。
작년보다 오히려 나아요.(去年よりむしろましです。)
오히려 우리 남편보다 나아.(むしろうちの夫よりましだよ。)
現在連体形を使って
「動詞の語幹+는 것보다」もしくは「形容詞の語幹+은 것보다」で「〜することより」「〜なことより」と言うことができます。
기다리는 것보다 나아요.(待つよりましです。)
작은 것보다 오리려 낫습니다.(小さいよりむしろましです。)
무시 당하는 것보다 거절 당하는 편이 오리려 나아요.(無視されるより断られる方がむしろましです。)
~느니 차라리(〜よりいっそ)
「느니」は動詞の語幹をつけて使います。
그 남자와 결혼하느니 차라리 혼자 사는게 나아요.(その男性と結婚するよりいっそひとりで暮らす方がましです。)
라면을 먹느니 차라리 굶는편이 나아요.(ラーメンを食べるよりいっそ食事を抜く方がましです。)
혼자 걱정하고 있느니 차라리 얘기하는게 나아요.(ひとりで心配しているよりいっそ話した方がましです。)
~ㄹ 바에는 ㄹ 정도라면(〜するなら、〜するくらいなら)
도중에 그만둘 바에는 하지 않는 편이 나아요.(途中でやめるならやらない方がましです。)
변명을 할 바에는 자신의 실수를 인정하는 편이 나았어요.(言い訳をするなら失敗を認める方がましでした。)
집에 갈 정도라면 차라리 회사에서 자는 게 나아.(家に帰るくらいならいっそ会社で寝るのがましだよ)